山形城(霞城公園)

 山形までは、東京からJR新幹線「つばさ」で約3時間の旅です。福島駅まではJR新幹線「やまびこ」と連結して新幹線らしく走りますが、福島駅から先は在来線と同じ線路を走ります。これはミニ新幹線方式によるものですが、たまに動物と衝突して遅延を起こすようです。

 旅先の史跡といえば、お城巡りはロマンがあります。日本には現存天守12城(国宝4城・重要文化財8城)があります。また、財団法人日本城郭協会が文部科学省・文化庁の後援を受けて企画した「日本100名城」のスタンプラリーも行っています。山形城も「日本100名城」に選ばれており、スタンプをゲットできるお城です。

山形城は山形駅から歩いて10分程のところにあります。山形城は中に野球場があるなど公園になっていますが、いまでも発掘作業が行われ、御殿や土塁・堀などを復元し、日本古来の伝統的建築様式で再整備を行っています。特に東大手門の中の二の丸などは優美な姿が復元されています。山形を訪れた時、ちょっとした時間の合間に気軽に行ける名城です。(2012/10/15 観光ビジネス研究会 岡村善裕)

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撮影日:2012年4月14日、場所:山形城(霞城公園)


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Q1: 現存天守12城って、どこにあるの?

A1: 国宝4城は、松本城(長野県松本市)、犬山城(愛知県犬山市)、彦根城(滋賀県彦根市)、姫路城(兵庫県姫路市)です。重要文化財8城は、弘前城(青森県弘前市)、丸岡城(福井県坂井市丸岡町)、備中松山城(岡山県高梁市)、松江城(島根県松江市)、丸亀城(香川県丸亀市)、松山城(愛媛県松山市)、宇和島城(愛媛県宇和島市)、高知城(高知県高知市)です。例えば彦根城は、関ヶ原の戦いの時、徳川四天王の一人・井伊直政の息子・直継と直孝によって、幕府の全面的な協力のもと、築城されました。その子孫は、「安政の大獄」で有名な井伊直弼です。

 

Q2: ふ〜ん、そうなんだ。ところで山形城は、だれが作ったの?

A2: 城が築かれたのは最上氏の祖『斯波兼頼』が山形に入部したころとされ、その祖から第11代目の最上義光によりお城が整備されました。最上義光の妹は義姫(よしひめ)で、和睦のため伊達輝宗の妻となり、後に伊達政宗が生まれています。

 

Q3: ところで、山形城は なぜ『霞城』と呼ばれているの?

A3: 関ヶ原の合戦の頃に直江兼続(上杉軍)が富神山の麓からお城を十日間見ていましたが、霞がかかって何も見えなかったことから『霞城』と呼ばれるようになったそうです。そして、いまもそれが定着し、霞城公園としてみんなの憩いの場になっています。霞城公園の近くに山形駅があるように、今後もお城を中心に、町が発展するでしょう。

 

Q4: なるほど、歴史をひも解くといろんな人に繋がるんだね。でも、歴史のお勉強はこれくらいにして、旅先では美味しいものを食べるのも楽しみの一つだよね。山形のお勧めの食べものは何?

A4: やっぱり、お勧めは「そば」です。山形の「そば」は、今まで県内消費が中心で、全国的には美味しいと言われて来ましたが、知名度は信州そばにかないませんでした。一部のそば党の人達から、こんなに美味しいのに山形の皆さんは宣伝が下手だと言われていたようです。山形に行ったら、「板そば」は是非とも一度は食べて頂きたいと思います。山形駅にある「三津屋」もいいし、駅からちょっとはなれた「庄司屋」も美味しい、天童にある「水車生そば」も。。。。

 

Q5: 山形の食べものと言えば、芋煮もあるよね?

A5: 芋も美味しいです。山形の芋煮には2種類あるのをご存知ですか?庄内平野を中心とした日本海沿岸部の庄内地方(酒田市、鶴岡市など)は豚と味噌を使い、山形盆地を中心とした村山地方(山形市)は牛と醤油を使った芋煮です。お土産屋さんにも芋煮は2種類あります。なお、東北地方で行われる季節行事として、秋に河川敷などの野外でサトイモを使った鍋料理などを作って食べる芋煮会の行事が有名です。

 

Q6: そばに芋とあるけど、山形はお米も美味しいよね!

A6: そうです。お米もおいしいです。一般財団法人日本穀物検定協会の平成23年度産の「米の食味ランキング」では、山形産は最高ランクである特Aが4品種(福島・新潟は3品種)と最も多く獲得しています。その中でも山形県のオリジナル品種である「つや姫」はとっても美味しく、現在、山形県がもっともPRしているお米です。山形で生まれたこのブランド米は、これから山形を潤わす財産に育って行くでしょう。


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