観光ボランティア組織は全国に約1700

 日本観光振興協会は、2013年「観光ボランティアガイド組織調 査結果」を発表しました。組織数は全国に約1700、ガイド数は 約4万人で、近年減少傾向にあります。

 1組織当たりの人数は10人以上20人未満が32.2%で最も高 く、次いで20人以上30人未満の18.7%、5人以上10人未 満の16.5%の順で、法人格を有する組織は1割未満です。抱え る課題は「人材育成」(42.3%)、「財源」(18.4%)、 「運営」(12.6%)などとなっています。

 有料のガイドは約4割弱で、料金設定の基準は「ガイド一人当たり 」が35%を占め、千円以上2千円未満が多く、「お客さま一人当たり」は22%となり、その場合500円以上千円未満を設定する組織が多く、案内実績は1組織当たり千人以上3千人未満が最も多く23.5%、次いで100人以上500人未満が20.3%、500人以上千人未満が13.0%です。

 個人客と団体客の比率については「団体客の割合が高い」が56%で、「個人客の割合が高い」・「すべて個人客」の計25%を大きく上回っており、外国人観光客の案内対応は、「対応している」と答えたのは19%にすぎず、「通訳が同行の場合は対応」が29%、39%の組織は「対応していない」状況です。

 自治体が、ボランティア観光ガイドの善意に依存する活動には、明らかに限界が見えてきました。ボランティア観光ガイドのスキルを活用できる「地域限定旅行業」の起業を支援することが、地域の観光振興につながると思われます。

(2013年8月6日)

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