Yahooが宿泊予約サイトに参入、手数料は無料に

Yahooは、旅行サイト「Yahoo!トラベル」で宿泊予約サイト事業に参入すると発表しました。

通常の宿泊予約サイトは、予約成立の際に宿泊施設から5〜10%程度の手数料(システム利用料)を受け取りますが、Yahooはこれを無料化して「国内宿泊に予約革命を起こす」と強調しています。

今までYahoo!トラベルでは宿泊施設との契約はなく、JTB、一休などの宿泊サイトを介して宿泊施設から宿泊プランの提供を受けていましたが、今後は宿泊施設との直接契約を始めることとして、直接契約の中でシステム利用料を0%(無料)に設定、宿泊施設負担で利用者に対するカルチュア・コンビニエンス・クラブが運営する「Tポイント」の付与を義務づけ、負担率は最低5.3%に設定、5%は利用者に還元され、0.3%をポイント発行諸手数料としてYahooが受け取るしくみです。

Yahooは、利用者と予約事業者の仲介サイトから、一般的な国内宿泊予約サイトに移行しますが、契約宿泊施設が、Yahoo!トラベル上の自施設ページから自社サイトにリンクを張ることもできるようにします。

Yahooは昨年10月に「Yahoo!ショッピング」の出店手数料を無料化、Yahoo!トラベルのシステム利用料ゼロ施策も、ショッピング出店無料化の延長線上にあり、ショッピングもトラベルも手数料収入ではなく、Yahooのサイトに訪問者が増えることによってもたらされる広告収入で運営する戦略です。

利用者が予約の際に受け取るポイントの料率は、楽天トラベルが楽天スーパーポイント1%、じゃらんnetがリクルートポイント2%。Yahoo!トラベルではこれがTポイント5%となり、利用者にとっては魅力的、宿泊施設にとってもポイント原資の負担はあるものの、システム利用料とポイントを合わせた負担は他大手サイトの半分程度で済むことから、国内宿泊予約サイトの勢力図に今後変化が起きる可能性が出てきました。(Kankokeizai)

Yahooが予約手数料を無料にする戦略で、宿泊のサイト予約事業に参入することになりました。楽天トラベルやじゃらんnet等との競合関係の激化は確実で、結果的に宿泊業者や利用者の利便に結びつくことが期待できます。

(2014年3月14日)

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