京都の旅 東山界隈を巡る

 京都に住む人間ながら、京都市内の観光地、神社仏閣は小中学校時代に遠足などで行ったきりとなっていました。子供の日であるというのに今日は子供を妻の実家に預けていて、妻と二人で京都東山あたりを訪問しておいしいものを食べて帰ることにしました。

 京阪電車の祇園四条駅で降りて、霊山歴史館を目指します。途中、京都らしい風情のある道、かわいい小物を置いているお店、行列のできているお菓子屋さん、これが京都の観光地なのだなあ、という印象です。GWの真っただ中でもあり、雨が降っているのに本当に多くの人が歩いていました。

 霊山歴史館は、坂本龍馬のお墓にすぐ近いところに立地しており、急な坂道を登り切ったところにあります。この時期にしては気温が低かったにも関わらず、到着時には汗をかいていました。ここは、幕末維新ミュージアムとも呼ばれており、幕末期の資料が多く展示されているところです。ペリー来航、池田屋の事件など、当時の歴史を彩る人物などをわかりやすく説明・展示しており、それほど歴史に関心のない人(私や妻がそうです)でも興味のわく内容となっていました。


高台寺境内2.jpg 次に向かったのは、すぐ近くにある高台寺です。高台寺は特に紅葉で有名なところで、最近では季節になると夜間拝観もできるようです。高台寺の歴史は、豊臣秀吉の正室であったねね(後の北政所)が病死した秀吉を祀るために建立したところから始まると言われています。境内はとても広く、綺麗に整備されていました。要所にはそれぞれ解説のできるガイドを置いて、観光者への説明をしていました。アジアや西洋の人が流暢な日本語で説明されていました。京都や歴史建造物などに興味のある外国人留学生なのでしょうか。写真撮影禁止の場所で撮影をしようとした外国人に英語で注意をされていて、こういったところにも、観光ビジネスで人材を確保しやすい京都ならではの強みを感じました。境内の中にあった土産店では、ねねと秀吉のキャラクターのグッズが置いてあり、霊山歴史館でも竜馬などのキャラクターのグッズを扱っており、今は京都のどこに行ってもキャラクターグッズを作っているのでしょう。

 高台寺を出て、二年坂にある洋食のお店で食事をとりました。二年坂はもう凄い人の波でした。そんな中、少し露地に入ったところにある、ランチにしてはそこそこの値段のするお店でしたので、行列ができるような感じではなく、落ち着いて食事をとることができました。こんなところにも京都という観光地の懐の広さを感じました。

 さて、今回は子供を連れてこなかったので、少し落ち着きのある大人の小旅行を楽しめました。いろいろ観光地を見てきたと思っていましたが、あまり地元を改めて回ることはしていなかったため、今回は改めて、京都という土地の人たちはやはり観光ビジネスへの取組が秀逸であるという印象を感じました。また、機会を作って、京都を観光してみたいと思います。(観光ビジネス研究会 柿原泰宏)

 

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Q1:東山のあたりだと清水寺が有名だね?

A1:そうですね。清水寺まで続く坂道になっている参道は、今回私の訪問したところからほど近いところですが、こちらよりもっと混雑していたでしょうね。それ以外でも、東山界隈では八坂神社、知恩院あたりが有名ですが、ここは大小いろいろな神社仏閣がひしめき合っている土地でもあり、京都でも観光客の一番集まる場所だと思います。

 

Q2:京都は昔から観光都市として有名だけど、インバウンドへの取組は?

A2:京都を訪れる外国人観光客は多く、彼らに対してきちんと情報が提供できているかというと、地域や行政をあげての取組もあって国内の他地域と比較するとかなり海外旅行者へ提供できる情報も情報を提供する仕組みや体制、設備はあるものの、十分な内容になっているとはまだ言えない印象もあります。ただ、高台寺のように、海外留学生などをうまく使って外国人旅行者へ対応しており、このようなインバウンドのための取組は、他地域でももっと実施されるべきだと思います。

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