観光関連大学ビジネス

 

基本情報(2011年版「観光ビジネス未来白書」より)

  観光庁内に「観光関係人材育成のための産学官連携検討会議」が設置されるなど、政府は観光分野の人材育成に積極的に取り組んでいます。その一方で、観光関連大学の卒業生で観光関連業界に就職した者は近年増加傾向にあるものの、約3割であり、観光関連業界の人材ニーズと大学側の教育内容にミスマッチがあります。教育カリキュラムによると、観光関連学部・学科を所有する大学のうち、観光関連学部・学科が単独で実施しているインターンシップは35%であることや、独自に企業・行政と人材の交流を行っている場合が29%であることなど、観光関連学部・学科の独自性を発揮した教育カリキュラムが作成できていないことが「高等教育機関における観光教育システムのあり方に関する調査報告書」で報告されています。

  「観光関連業界に不足する人材」として、「観光地をまとめられるリーダー的人材」とする回答が7割以上で、コーディネート型人材の育成が社会的に求められています。地域の観光資源をコーディネートする人材を育成することが観光関連大学の今後の方向性です。そのためには、大学が積極的に地域に関わっていく必要があります。大学の地域観光を通じた地域貢献活動を前面に押し出し、地域の事業所や観光協会など多様な連携の構築が必要になります。

新着情報

 

南海商事と和歌山大学が共同開発、熊野古道の旅行商品−現役生がプラン企画

 南海グループの南海商事と和歌山大学は和歌山県の協力のもと、共同で熊野古道周辺の旅行商品造成に取り組む。南海商事では、古道歩き体験施設「古道歩きの里」を運営しており、その周辺地域を和歌山大学観光学部の学生が視察しながら魅力を探る。今回の取り組みを通じ、南海商事では学生ならではの視点から新たな熊野古道の魅力の発掘や周辺地域の活性化につなげるねらい。一方、和歌山大学では旅行商品の企画造成を通じてマーケティングや経営の知識やノウハウを学んでもらう考えだ。
 まず、5月22日は和歌山大学観光学部の学生21人と教員2人が古道歩きの里ちかつゆとその周辺地域を視察。その後6月中旬には南海商事のスタッフと意見交換しながら学生が旅行プランを作成する。6月下旬には学生が企画した旅行プランを旅行会社へ提案する。

(2011/05/23 トラベルビジョンより)

おすすめ予約情報

 

立教大学観光学部

立教大学観光学部は日本で最初の独立した観光専門学部であります。大学に蓄積されているデータは豊富であり、かつ、専門分野が観光関連である教員のみで構成される学部のため、観光産業の裾野の広さを実感できる大学です。

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