ロケ地誘致ビジネス

基本情報(2011年版「観光ビジネス未来白書」より)

北海道の道東を舞台とした中国映画「非誠勿(フェイチュンウーラオ)」(日本語題名「狙った恋の落とし方」)が2008年に中国で公開され大ヒットしました。映画館及びDVD合わせて3億人以上の中国人がこの番組を見たと言われています。その後この映画の効果で北海道を訪れる中国人観光客が大幅に増加、特にロケ地となった阿寒湖や知床への訪問者数は前年比で3倍以上にもなりました。また、2009年に韓国で大ヒットしたドラマ「アイリス」のロケ地に秋田県が入ったことから、2009年の年末から2010年1月の旧正月にかけて秋田県を訪れる韓国人観光客が急増しました。

このように、映像コンテンツには多大な集客効果があることが証明されました。映像作品をきっかけにロケ地の知名度が上がることを最近では「スクリーン・ツーリズム」と呼んでいます。

海外メディアや映像の日本各地のロケについては、地元自治体と観光協会などで組織する非営利公的機関の「フィルムコミッション」が、誘致の実働部隊になっています。北海道から沖縄まで10のブロックに分けられたフィルムコミッションがあり、撮影に関する一元的な窓口を担っており、彼らがロケーション情報の提供や、公的機関等を利用する際の許認可調整を行っています。ロケ地の誘致は他の国も力を入れており、誘致活動をいかに効果的に行うかは、地域の観光振興にとって重要な要素となっています。

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