農業公園ビジネス

 

基本情報(2011年版「観光ビジネス未来白書」より)

農業公園とは、農業の主たる活動である農業生産だけを利用者に体験させるわけではなく、癒しなどの農業の副次的効果をも体験させることで農業振興を図る「農業のテーマパーク」といえます。一般的に農業公園には農場、農産物加工場、多目的広場、レストラン、直売所が存在します。それ以外に観覧車などのレジャー施設や、ホテルなどの宿泊施設も併設する農業公園があり、農業振興を図る交流拠点としての機能が希薄化している事例も見られます。それら農業と直接関係しないレジャー性を追求している農業公園は入場者数が減少傾向であり、経営が非常に厳しい状況にあります。今後の農業公園は地域の特色を活かした方向性が必要です。既存の農業公園は作られた農業体験の場になってしまっています。農業のある暮らしの良さ、その地域にある農業文化の素晴らしさ、農業がもたらす癒しなど農業を核にしたありのままの姿を伝えることが必要です。日本の農村風景を見て感動するのは日本人だけではありません。日本の棚田の風景を見て感動する外国人は多数存在します。既存の農業公園のターゲットで外国人を含めているところはほとんど存在しないため、新たな顧客層として有望と思われます。そのためには外国語案内の整備などが必要になりますが、それ以上に必要なことは、ありのままの地域農業文化を伝えるという姿勢です。本物を伝えないと来園者は感動しないということを忘れてはいけません。

新着情報

三重県いなべ市藤原町鼎の市農業公園の取り組みが、「第8回オーライ!ニッポン全国大会」で「オーライ!ニッポン大賞審査委員会長賞」を受賞しました。※オーライ!ニッポン会議とは、農林漁業体験や田舎暮らしなどの都市と農山漁村を行き交う新たなライフスタイルを広め、都市と農山漁村それぞれに住む皆さんがお互いの地域の魅力を分かち合い、「人・もの・情報」の行き来を活発にした新しい日本再生を目指す団体です。

おすすめ予約情報

道の駅瀬戸町農業公園

愛媛県西宇和郡伊方町のある「道の駅瀬戸町農業公園」は、農業活性化のために作られた公園で、佐田岬半島特有の地形を生かした柑橘と瀬戸の金太郎芋は県内外を問わず大好評です。また、地元でとれた魚介類をメニューにしたレストラン風車、また、近くには宿泊型体験施設瀬戸アグリトピアとドライブ途中の休憩所としての施設も揃っています。

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