ツアーオペレーター ビジネス

 

基本情報(2011年版「観光ビジネス未来白書」より)

 日本の旅行会社が、旅行者のために、海外旅行の手配を行う場合、ツアーオペレーター(ランドオペレーター)と呼ばれる現地手配を専門に行う会社に委託をしています。委託を受けた日本のツアーオペレーターはさらに現地のオペレーターに指示を出して、旅行者が現地で利用するホテル、食事、交通、バス、ガイドなどを手配します。通常は表には出ませんが、旅行者が旅行会社と交わした契約内容に従い、さまざまな現地の旅行関連サービスを利用できるのはツアーオペレーターの存在によります。

 ツアーオペレーターには外資系と日本系があって、外資系は主に海外の旅行会社の日本事務所や日本法人であり、日本系は旅行会社とは関わりのない独立系と日本の大手旅行会社の子会社の場合があります。1974年に設立された日本法人の海外地上手配会社の業界団体である(社)日本海外ツアーオペレーター協会(Overseas Tour Operators Association of Japan)は、201010月現在、会員141社、賛助会員55社となっています。一時期集客力のある大手旅行会社は海外に手配のための子会社を持っていましたが、最近はリストラが進み海外の子会社を閉鎖して外部に委託するケースが多くなっています。

 ツアーオペレーターとしての業務は基本的に旅行会社との取引であり直接旅行者と取引をしないので旅行業の登録は不要とされていますが、最近はツアーオペレーターとして旅行会社からの依頼された手配を行いながら、同時に旅行業の登録をしてインターネット等で直接旅行者に海外のホテルや観光などの手配を行うケースも増えてきました。

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