格安航空(LCC)ビジネス

 

基本情報(2011年版「観光ビジネス未来白書」より)

 〔国内LCCの売上推移〕                               単位:百万円

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 格安航空会社(以下LCC)は1970年台に海外で生まれ、日本では1990年台から相次いで設立されました。ただし、日本では料金面での大手航空会社との明確な差別化がされていないことや、品質面を重視する日本の消費者からのイメージ悪化を避けるためか「格安航空会社」とは呼びませんでしたが、海外から相次いでLCCが参入していることから、「LCC」の名称自体が一般化してきました。

 上図の通り、日本のLCC(スカイマーク、北海道国際航空、スカイネットアジア航空、スターフライヤー)は2007年度までは順調に売上を増加させましたが、収益面では厳しい状況(赤字決算)が続いています。また、リーマンショックの影響を受けたことで、2008年度には売上が減少に転じ、2009年度はやや改善しましたが2007年度の水準までの回復にとどまりました。

 海外のLCCは、ジェットスターが20073月に最初に就航(関西国際空港(以下、関空)〜オーストラリア・ニュージーランド)し、20087月にチェジュ航空(関空・名古屋・北九州〜韓国)が、11月セブ・パシフィック(関空〜マニラ)が就航しました。日本の高い着陸料や航空燃料税がネックとなり、当初新規就航が進みませんでしたが、関空が新規国際線の着陸料を実質無料化したことを主因として、その後新規参入が相次ぎました。20103月にエアプサン(関空・福岡〜韓国)が、7月に春秋航空(茨城・成田〜上海)とジェットスター・アジア(関空〜台北・シンガポール)が就航しています。また、201012月には東南アジア最大のLCCであるエアアジアの関連会社であるエアアジア](羽田〜クアラルンプール)が就航しました。

 全日空は関空を拠点としたLCCを設立し、2011年度下期以降に国内外を就航すると表明しています(これに対し、日本航空はLCCは設立しないと表明しています)。これによって国内外のLCCによる競合激化は避けられない状況です。

新着情報

 

ピーチ 関空から香港へ

ピーチアビエーションは、7月1日に、関西国際空港と香港を結ぶ路線を開設しました。
ピーチの国際線は、関空ーソウルに次ぎ2つ目となります。
香港線は毎日1往復します。
運賃は片道8880円から3万3880円です。(空港使用料や支払手数料は別途かかります)

(日新聞より)

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(2012/07/02)

 

シンガポール航空 LCC子会社「スクート」東京へ

シンガポール航空はLCC子会社「スクート」で毎日1便、東京へ格安航空便を10月から就航します。
半額以下の運賃で運航する予定です。
スクートはシンガポール空港グループが100%出資する戦略子会社で、シンガポール空港はこの子会社を通じてLCCビジネスに参入します。
(日経新聞より)

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(2012/06/13)

 

エアアジア8月1日就航開始

エアアジア・ジャパンは8月1日から運航を開始します。
5月31日午前0時からインターネットで航空券の販売をはじめました。
東京―札幌便 東京―福岡便は8月1日から。
東京―沖縄便は8月3日からです。

運賃は東京―札幌が4580円〜1万8800円、東京―福岡が5180円〜1万9580円、東京―沖縄が6680円〜2万3080円です。

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(2012/06/04)

 

スカイマーク 茨城那覇 夏限定運航

スカイマークは茨城空港と那覇空港を結ぶ直行便を7月1日から9月30日までの期間限定で1日1往復運航します。5月1日に国土交通省に路線とダイヤを申請しており、近く認定される見通しです。
航空機は177人乗りで、就航時のダイヤは茨城発が午後0時45分で那覇着が3時50分です。
大人の普通運賃は7月2日〜12日は片道2万5800円です。
7月1日は特別に1万円となります。

(日経新聞より)

(2012/05/13)

 

ジェットスター 格安運賃保障

ジェットスター・ジャパンが運行計画及び運賃、そして「最低価格保証」を発表しました。
「最低価格保証」とは、他の航空会社のインターネット公示運賃がそれと比較対象となるJetstar.comにて発売中のジェットスター便の最低運賃よりも安い場合、電話で予約すると、他社の10%引きになるというものです。電話をした時に、他社運賃の方が安くかつ座席が確保できることがジェットスターで確認できれば、割引になります。対象運賃は、比較対象内の同一時間帯、同一路線の直行便の片道運賃です。

ジェットスターが発表した運行計画、運賃は次の通りです。
成田―新千歳 4590円〜16900円(片道) 7月3日運航開始
成田―福岡  5590円〜18990円(片道) 7月3日運航開始
成田―那覇  6990円〜22990円(片道) 7月9日運航開始
成田―関西  3990円〜15990円(片道) 7月9日運航開始
関西―福岡  3590円〜11490円(片道) 8月24日運航開始
関西―新千歳 4590円〜14490円(片道) 8月24日運航開始
(ジェットスタージャパン ホームページより)

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(2012/04/21)

 

ピーチ3月搭乗率83% 目標を上回る。

3月1日に就航したピーチ・アビエーションは、3月1日から1か月間の平均搭乗率が83%であったことを発表しました。目標に掲げていた75%から80%を上回り、利用客は1か月で6万7000人でした。(大手航空会社の平均搭乗率は高くても70%前後です)
しかし、定時運航率は86%でした。(一般的には90%以上が望ましいとされています)
日経新聞より

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(2012/04/07)

スターフライヤー 北九州から国際線

北九州空港を拠点とするスターフライヤーは初の国際線定期路線となる北九州―釜山線を今年7月12日から就航します。運航期間は2012年7月12日(木)から10月27日(土)までで、1日2往復です。
第1便は北九州出発が9:00釜山着9:50、第2便は北九州発18:20釜山着19:10です。
釜山からの第1便は釜山発10:45北九州着11:30、第2便は釜山発20:05北九州着20:50です。
韓国日帰り旅行も可能となります。

発売開始は2012年5月14日(月)9:30からです。
運賃は4月上旬にスターフライヤーのホームページで発表予定です。

スターフライヤープレスリリースより

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(2012/04/04)

香港拠点の格安航空ジェットスター香港

オーストラリア航空最大手カンタス空港と中国国有航空大手の中国東方航空(北京)は、香港を拠点とする新たな格安高級会社「ジェットスター香港」を設立すると発表しました。
2013年就航の予定です。
香港を拠点とするLCCは初めてで、大中華圏(香港、マカオ、台湾、シンガポール)のLCCとしても春秋航空に続き2社目です。
ジェットスター香港の運賃は既存の大手航空会社と比べ、半額以下に設定される予定です。
運行機体はエアバスのA320です。
中国本土、日本、韓国、東南アジアに乗り入れる予定ですが、日本便の乗り入れ先や就航時期は未定です。

日経新聞より

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(2012/03/28)

 

ピーチアビエーション 3月1日就航開始。

日本初の本格的LCCとなるピーチアビエーションが本日、平成24年3月1日に就航を開始します。
関西国際空港−札幌、関西国際空港−福岡の2路線でスタートします。
関空発福岡行の第1便は、7時20分出発です。
関空発札幌行の第2便は、まだ空席があるようです。

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(2012/03/01)

 

関空発着のLCC国際線就航路線

【ピーチアビエーション(大阪府)】
 ソウル・仁川(5月から週7便 7月から週21便)
 香港(7月から週7便)
 台北(9月から週7便)

【チェジュ航空(韓国)】
 ソウル・仁川(週7便)
 ソウル・金浦(週7便)
 済州(週3便)

【エアプサン(韓国)】
 釜山(週7便)

【イースター航空(韓国)】
 ソウル・仁川(3月から週14便)

【ジェットスター・アジア航空(シンバポール)】
 台北経由シンバポール(週7便 3月から週14便)

【エアアジアX(マレーシア)】
 クアラランプール(週4便)

【セブ・パシフィック航空(フィリピン)】
 マニラ(週3便)

【ジェットスタ航空(オーストリア)】
 ケアンズ(週4便)
 ゴールドコースト(週5便)

※予定を含みます。
(日経新聞より)

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(2012/02/14)

関空がLCC乗客向け簡易宿泊施設を検討

関西国際空港会社は、格安航空会社(LCC)の利用客向けに「格安の宿泊施設」を設置する方向で検討 している。3月以降、関空にはLCCの新規就航と増便が相次ぐことになるが、LCCに深夜・早朝便が今後 は増加することが見込まれることがら、旅行費用を抑えたいLCC利用客向け施設が必要と判断している。 宿泊施設は旅客ターミナルの向かいにある複合施設「エアロプラザ」内に設置する予定。

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(2012/1/24 産経新聞より)

スカイマーク 関空―札幌 780円

スカイマークは2012年3月25日(日)から、関空−札幌、関空−那覇の就航を開始します。
これを記念し、3月25日(日)から3月31日(土)搭乗分のWEBバーゲンを780円で発売します。
また、空席状況に応じて運賃額が変動する新運賃も登場します。
新運賃の名称は「関空割」(関空―札幌、関空―那覇対象)、と「宮古割」(那覇―宮古対象)です。
空席が多い便ほど運賃が安くなります。予約変更にも変更手数料がかかりません。(スカイマーク ホームページ プレスリリースより)
詳しくは、スカイマークのホームページをご参照ください。

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(2012/01/25)

 

ピーチ・アビエーション国内5路線、国際3路線に

3月1日より、関空−福岡、関空−札幌の運航をはじめるピーチ・アビエーションは、新たに、香港・台北・那覇・長崎・鹿児島に就航すると発表しました。

関空−長崎は3月25日から、関空−鹿児島は4月1日に、それぞれ1日2往復で運航を開始する予定です。これにより、5月からの運航が予定されている関空−仁川(韓国)とあわせて、国内線5路線、国際線3路線の路線ネットワークとなります。
ピーチ・アビエーション公式ホームページ参照

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(2012/01/14)

中国のLCC(格安航空会社)、春秋航空が2012年2月に日本法人を設立

春秋航空が設立する新法人には日本企業も出資し、日本での国内線参入を目指すとみられます。2012年は、全日空が出資する「ピーチ・アビエーション」が3月に国内線に就航、アジア最大LCC系の「エアアジア・ジャパン」やオーストラリア系の「ジェットスター・ジャパン」も国内線の就航を計画しています。中国を代表するLCC「春秋航空」が参入することで、国内航空はさらなる低価格競争にさらされることになりそうです。

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(2011/12/22 日経ビジネスより)

ANA、エアアジアと第2の格安航空会社を設立

 全日本空輸(ANA)は、7月21日、マレーシアの格安航空会社(LCC)エアアジアと成田空港を拠点にするLCC「エアアジア・ジャパン」を共同出資で8月に設立すると発表しました。2012年8月に国内線、国際線の双方で就航させる計画です。

 就航地は未定ですが、運賃はANAの「半分から3分の1が目標」(伊東信一郎ANA社長)としています。資本金は50億円で、出資比率はANAが67%。エアアジアが33%。

 エアアジアはアジア最大のLCCで約160路線を運航。LCCを早期に拡充したいANAとネットワーク拡大を求めるエアアジアの思惑が一致したものです。
 ANAは、すでに関西空港を拠点にするLCC「ピーチ・アビエーション」を設立しており、系列のLCCは2社目。新LCCの設立でANAは成功しているエアアジアのビジネスモデルを導入して需要の掘り起こしを狙います。

(2011/7/22 日刊工業新聞記事より)

日本初のLCCブランドは「Peach」−社名も「Peach Aviation」に

lcc1.jpg AFアビエーション(AF)は524日、20123月に就航するLCCのブランド名を「Peach」とすることを発表した。社名も「Peach Aviation」に変更する。ブランド名は、斬新さとかわいらしさ、クールさ、楽しさを表現し、日本各地とアジアを結ぶまったく新しい航空会社となることをめざして決定。アジア発祥の果物である「Peach」(桃)が、若々しさや繁栄、幸せなど、ポジティブな言葉を連想するものとして愛されていることや、日本の桃が美味しさと美しさでアジアでも人気があることから、こうした「Peach」の要素を新しいエアラインに体現していくことも込められている。

 ▽Peach Aviation  http://www.flypeach.com

(2011/5/24 トラベルビジョン より)

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