カルチャーツーリズムビジネス

  


基本情報 (2013年版「観光ビジネス未来白書」より)

 カルチャーツーリズム(文化観光)とは、観光旅行者が、日本の世界遺産をはじめ、独自の歴史に根ざした文化財・多彩なまつり・伝統芸能などの文化的な観光資源と触れ合い、これに関する知識及び理解を深めるものです。また、日本の映画・アニメ・ゲーム等のメディア芸術、食文化等も「クール・ジャパン」と呼ばれ国際的に注目を集めています。

 

 クール・ジャパンの取り組みは、インバウンドの促進と表裏一体であり、クール・ジャパンの海外展開や魅力的な国内拠点の創造が、訪日観光客数や訪日客の消費額の拡大につながり、インバウンドを通じて日本のファンをつくることが、クール・ジャパンの海外展開にも寄与します(クール・ジャパン官民有識者会議)。

 

 観光庁の「訪日外国人消費動向調査(2011年の年間値の推計)」によると、日本文化に触れた訪日外国人の満足度は、全ての文化観光で「期待以上」が「期待通り」や「不満」を大きく上回っており、カルチャーツーリズムは、外国人を誘致するインバウンド施策として有効です。とりわけ、日本の歴史・伝統文化体験や生活文化体験については、期待以上の満足度の割合が60%超、期待通りが30%超と非常に高くなっています。

 

 また、韓国、中国、台湾、香港を中心とした東アジアが現状の訪日外国人旅行者の約70%を占めるメインマーケットであるものの、欧州や米国からの訪日外国人旅行者は、日本のカルチャーに関心が高く、満足度も高くなっています。

▲このページのトップに戻る